Hydrodaynamica(ハイドロダイナミカ)Lord board(ロードボード)の名手Ryan Burch(ライアン・バーチ)とLucas Dirkse(ルーカス・ダークシー)と同じサンディエゴのサーファー兼シェーパーのRichard Kenvin(リチャード・ケンビン)が進めているHydrodaynamica(ハイドロダイナミカ)というプロジェクトがあります。
このプロジェクトはBob Simmons(ボブ・シモンズ_1919-1954)というサーファー兼シェーパーがかつて取り組んでいた「ハイドロダイナミック:流体力学をサーフボードのデザインに応用する」ことを現代に復活させ、よりよいサーフボードデザインを探求していくものだそうです。ロングボードが生まれ、1960年にショートボードレボリューションが起こりスラスターが生まれてサーフボードのデザインはより多くの人に受けいれられる形だけが残りました。そんなサーフボードデザインの歴史の中に、その新価を理解される前に淘汰されてしまったデザインが埋まっているとRichard Kenvin(リチャード・ケンビン)は考えているようです。
Hydrodaynamica web site (http://hydrodynamica.com/)Richard Kenvin(リチャード・ケンビン)がHydrodaynamica(ハイドロダイナミカ)で注目しているデザインにはLord board(ロードボード)の他に、
Paipo(パイポ).
Paipo from Hydrodynamica on Vimeo.
Alaia(アライア)
Alaia from Hydrodynamica on Vimeo.
Mini simmons (ミニシモンズ)
Mini-Simmons from Hydrodynamica on Vimeo.
Liz fish(リズ・フィッシュ)
Lis Fish from Hydrodynamica on Vimeo.
Ekstrom(エクストロム)
Ekstrom from Hydrodynamica on Vimeo.
などなど、他にも多くの情報、動画が
Hydrodaynamica web site で公開されています。
将来的にはこのプロジェクトの集大成としての動画も作成されるようなので、どんな新しいサーフボードデザインが生まれるか今から非常に楽しみです。
Bob Simmons(ボブ・シモンズ)に関しましては
protoplasticoさんが非常に詳しい情報と考察を紹介してくださってますのでご参考までに。Bob Simmons(ボブ・シモンズ)がバイブルにしていた《Naval architecture of planing hulls》を私も読んでみようと思います。